オタク女の雑記

あらゆることを乱雑に

バーチャルアイドル、エイトラ(EIGHT OF TRIANGLE)のライブと握手会に参戦した話

バーチャルアイドルです。Vtuberではありません」

皆さんご存知だと思いますが、と前置きされたうえで放たれた言葉に会場から笑いがおこる。

彼らはEIGHT OF TRIANGLE、通称エイトラ。東映に所属している男性バーチャルアイドルだ。2015年10月8日(東映の日)にデビューして3年、今年の12月5日にTVアニメ『学園BASARA』のOPテーマ『誇れ 気高き 美しき、いきざまを』でメジャーデビューする。

メンバーはボーカルのRay(君島零)Neon(荒賀新音)、キーボードのKazuto(遠藤和斗)。順不同。

 

 今回はそんな彼らの3rdライブ、『Colorful△Triangle』に2公演通しチケットで参戦し、握手会に行ってきた話を思ったまま書く。

念の為書いておくと、レポとしての実用性は皆無。

 

 

 

 どこまでが“バーチャル”で、どこからが“リアル”なのか

デビューからずっと、Twitterをフォローしている。

最初は普通の二次元アイドルコンテンツだと誤解していて、夜中の2時や3時のツイートを見て「シナリオライターも大変だな」なんて思っていた。

でも、ある日アップされたRayの弾き語りを聞いて「あれ?もしかしてエイトラって“ガチ”なのか?」と考えを改める。それまで、曲を歌う人は存在するけど、『うたプリ』のようにキャストではない人間がキャラクターとなってTwitterで会話し、初音ミクのようなライブをするものだと思っていた。実際は今で言うVtuberのように“中の人”が存在して、その人達がバーチャルの皮を被って活動していたという単純な事に気がついたとき、目から鱗。「面白いこと思いつくなあ」と感嘆した。

Ray……零くんは、戦隊とライダーが好きな一面があって、“東映所属で戦隊とライダーが好き”というのが、とてもイイなと個人的に思っていた。私も現在進行系で好きなので。

でも、決め手に欠けるというか、推さざるを得ないなと思うタイミングがなかった。好きなものや作品は毎クール増えていき、使える時間やお金に限りがあるなか、ゆっくり展開していくエイトラに「待てない」と思った私は「エイトラがアニメの主題歌を歌ったらハマろう」という風に考えて3年。

アニメとのタイアップが、みたいな話を見たのがいつか思い出せないけど、今年の春。ちょうど、私が大好きな『ドリフェス!』がアプリ終了や諸々の活動休止を発表していたあとだったので、難民先にいいかもなと軽く考えていた。

 

……そんな矢先、零くんが亡くなった。

EIGHT OF TRIANGLEというのは、元々はRayとKazutoのユニットで、Rayが喉の病気で活動を休止してから、Neonが加入して今のエイトラになった。私は全てのツイートを読んでいた訳ではないが、二人でニューヨークへ行ったことや、Rayの活動休止、Neonの加入などは大方把握している。

最初はシナリオか何かか?と思った。“中の人”が辞めざるを得なくなって、“キャラクター”を亡くなったことにした?と。でも零くんが亡くなる前の和斗さんのツイートをリアルタイムで見ていて、なんとも言い表せない気持ちになったので、もしシナリオなら悪趣味だ。

 

じゃあ、“リアル”か。中の人が亡くなったんだ。

そう思い至ってからというものの、3日ぐらいは放心してしまった。

 

「ファンじゃなかったのに?」と思われるだろうけど、自分でもよくわからなかった。でも、もう彼の声で曲が聴けないのか、静まったTLにツイ廃のごとく連投される夜中のツイートがもう見れないのか、と思うと何故か寂しくなってしまったとしか言いようがない。

それからしばらくして、曲を聴いてみようと思った。

まったくエイトラの曲に触れたことがないわけではないけど*1、買ったことはなかったので、とりあえずインディーズ最後のCDである『colorful universe』を買った。特典のチェキは新音くんだった。

もうね、最高。素晴らしい。

良曲のオンパレード。耳から摂取する酸素……いや、水。全身に染み渡るというか、なんというか……。

まず、なんて素晴らしい歌詞なんだろうと。どうしてこんなに綺麗な歌詞が書けるんだろう。思い浮かぶんだろう。

零くんのガラスのような透き通った声、新音くんの包み込むような温かい声が、和斗さんの作る素敵なメロディと合わさって、とてつもないパワーになっている。全身に瞬間浸透。

それと、ずっと零くんのTwitterの名前のところに「この広い空の下」というワードが入っていたのが気になっていた。名前に色々入れるタイプの人だったので、そういうものかと思っていたけど、CDに入っていた『Colrful Rain』という曲を聴いて、合点がいった。と同時に泣いた。ずるい。

 

メジャーデビューするからインディーズのCDは無くなり次第販売終了です、みたいな発表もあったので、CDを集めることを決心した。

現状『épice』以外は買った。épiceはちょっと高いし在庫まだあるっぽかったので……『8 tracks from New York』が名盤すぎるのでオススメしたい。もうCDの在庫はないけど、配信があるみたいなので是非。

 

なんで通し券を取ってしまったんだろう

と、前置きが長くなったが、2018年になってから立て続けに「後回しはダメだ、今しかないんだ」と思う出来事が続いたので、行きたいものは全部行こうと思って3rdライブのチケットを取った。

正直、10月のドリフェス!の武道館公演から1ヶ月でまた東京に行くのもなぁとは思ったけど、来年から環境が変わってしまうので、今みたいにポンポン東京に行けなくなるだろうし、これが最初で最後でもいいやという気持ちで申し込んだ。まあ、あとは勉強を兼ねて。

ここで「どうせ東京行くんだし、通し券で見てしまおう」と2公演通し券でポチった。だが、行く前に行動の計画を練っているときに後悔する。

ド!のキャストが出る舞台をついでに観ようにも、時間が合わない。19時~の公演ならギリギリ……?と思ったが、距離的にも移動を考えると途中入場は不可避。くっそ、1公演だけにしておけば……。

そんなことを思ってしまったので、どうか「2公演観てよかった」と思わせておくれと願いながら夜行バスに乗り込んだ。

 

優しさに包まれて

ライブ前は、とあるイベントに参加するため原宿に向かい、竹下通りの人混みに揉まれ、死んだ魚のような目になった私。ウン年前にジャ○ショに用事があったとき以来だし、かなりお店が変わったなと思いながら用事を済ませた。

ライブ会場のある秋葉原についてからも、メガホビEXPOで推しのフィギュアを眺めるなどして目に生気を取り戻してから会場へ向かった。

 

会場はカラオケパセラAKIBAマルチエンターテイメント。場所は認識していたので行きやすかった。

入ってすぐにスタッフさんが「ライブに参加される方は階段をご利用くださーい」と言っていたので、登る。登る。7階まで。途中壁を見たら“整理番号 ~×番”みたいな紙が貼ってあり、なるほどこの順番に並ぶのね、と思ったが私の整理番号、3番。結局7階まで登った。めちゃくちゃ疲れた。

待機場所にいる間、グッズは何を買おうかなと頭を悩ませていた。タオル……欲しいけど使わないし。もう冬だし。の割には缶バッチがほしいなと思ってしまう。どこにつけるんだ? 結局その時は缶バッチを4つ買った。絵柄の内訳は“アフレコする新音くん”が2つ、“おやすみマン”が2つ。実質全部が新音くんだった。チェキといい、これは「新音くんを推せ」という神の思し召しだろうか。

まだ時間あるな、とボケ~っとしていたところ、歴戦の勇者の思しきお姉様が紙袋を持ってやってきた。「よかったらこれ、1本ずつ」中身を見ると、UOウルトラオレンジ)だった。短時間しか光らない代わり、めちゃくちゃ眩しいやつ。お礼を言って受け取ると、一本一本に説明文が巻かれており、表には「『誇いき*2』の長い間奏後のサビで折ってほしい」旨と、裏にはUOの取説が印刷してあった。とても丁寧で驚いたし、熱量がすごいなと関心した。お姉様、ありがとうございました。

入場すると、自由席だった。どこでも好きな場所に座っていいらしい。スクリーンに投影されるので、前であればあるほど首が辛いことは想像できたが、せっかくだし最前列……と思ったり。

「どの辺がいいんですかねぇ~?」と、2番だったお姉様に話しかけると「前の方だと結構辛いですよ。180ぐらいあるんで(エイトラが)」と教えていただけた。「実は初めてなんです、せっかくだから前にしようかな……」と最前の中央(通路の右側)に荷物を降ろしながら言うと、お姉様が「じゃあ私は反対側にしようかな」と隣に座ってくれた。優しい。ツイキャスでエイトラの二人が「皆優しいから初めての人でも大丈夫」と言っていたことを思い出しながら、少しお話させて頂いた。

程なくして、右隣に座った方ともお話をしていた。どうやら私と同じようなタイミングでエイトラの曲を聞き始めたらしく、会話が弾む。似たような経緯で聞き始めた人は結構いるような気がしている。

 

とんでもねぇところに来てしまった

いよいよライブが始まり、ムービーが流れてからNeonとKazutoが映った。動いてる!動いてる!

Kazutoがキーボードを弾いて、Neonが歌う。

ずっと見ているとKazutoが小室○哉に見えてきて「アイドル……?」となったものの、別の曲ではKazutoも踊り、二人で踊っているところはやっぱり“アイドル”だなと思った。

『誇いき』はコールもあってすごい盛り上がる。めっちゃ楽しい。体温2度ぐらい上がる。例のUOを折るタイミングが少々不安だったけど、あちらこちらからポキポキ音が聞こえてきたので、あっここだよねと思いながら折った。最初なかなか折れなくて焦ったけど。UO初めて折ったけどめちゃくちゃ楽しい~~!!やっぱりアニサマでディアドリに折りたかったなと思った。

MCでめっちゃスラスラと『学バサ』『終カプ*3』の紹介をする新音くん。よく噛まないなあ(※2公演目で噛む)。とくに終カプの紹介は最後「あっダメっ!そこ弱いっ あっ」みたいな茶番(?)を一人でやりだして和斗さんにあしらわれていたのは笑った。

アコースティックコーナーで、グランドピアノが出てくる。でかい。どうやら“ガチ”のようで、撤収するとき結構時間がかかっていた。紹介のとき華麗にピアノを弾いて「ドレミファソ~ラファミッレッド~」で締めるのが面白すぎて。また聴きたい。洋楽のカバーが超COOLだった。さすが留学していただけあって、英語が上手い。全英歌詞の曲作って欲しい。

ガッツリ聴かせてきたと思いきや、“カレーダンス”と“マグロダンス”をファンにレクチャーして、皆でカッコいい曲中に踊る始末。レクチャーの最中、マグロとか新音くんのパンツ降ってくるし、もうめちゃくちゃだよ!超楽しかった。

前述の通り、キーボード弾いてる和斗さんが小○哲哉に見えてくるし、そもそも踊るイメージがなかったから、急に踊りだしてびっくりした。めっちゃキレッキレやないか!31歳のお誕生日おめでとうございます。でも足は新音くんの方が上がってたな。さすが21歳。

今回初披露だった『ロックオン』。

 

むちゃくちゃ可愛くてかっこよくて、ライブで盛り上がる曲。気分も上がる。指差すの楽しかった。ライブ後にshort ver.が公式でうpされてからというものの、リピートが止まらない。早くFullをリピしまくりたい。12月5日はまだか!?!?

『Listen to my heart』と『虹星』、『Paint the World』が生で聴けてとても満足だった。どれも好きな曲なので。

あんまり好きじゃないなあと思っていた曲も、ライブで聞いてから好きになったりもした。全部イイ……。

 

アンコール後、映し出された“胸元はだけエイトラ”のビジュアル*4にめちゃくちゃドキドキした。かっこよすぎかよ。色気ムンムンでやばい。

『スノードーム』のオルゴールver.が流れる中、零くんの名前が入った英文が出た。今日は来てくれてありがとう、的なとこまでは覚えているものの、英語が苦手なのでよくわからなかった。

 

和斗さんから零くんの話があって、その中で和斗さんが“零くんが言ってたこと”として、こんな話をしてくれた。

「皆子供の頃はそれぞれ色があるのに、成長するにつれてだんだん色を失っていく。それが大人になるって事なんだろうけど……」

一言一句正しいわけでなく、あくまでニュアンスであることは留意してほしいが、そんな風に思えるんだ、と感嘆した。私はそんなこと考えたこともなかったけど、確かにそうだ。その言葉を聞きながら、同じような格好の新社会人の女性が並んでいるニュースのキャプ画を思い出した。あれこそ“色”がない最たる例だと思う。

 そして、「なんで素敵な歌詞が書けるのか」という謎が解けた気がした。普通の人間と見えてる景色が違う。だから書けるんじゃないだろうか。もっと零くんの歌が聴きたかったなあと、『Paint the Wold』を聴きながら、ちょっと泣けた。

 

 1公演目の終了後、「とんでもねぇところに来てしまったな……」と思った。なんなら口に出た。そして首が痛かった。

1公演目ではタオル曲が3曲ぐらいあり、やっぱり必要かなと思って買ったら2公演目は1曲しかなかったのは残念だった。次もこのタオル持っていく。

 

2公演通しで見て「2公演観てよかった」と思えたし、無理に観劇の予定ねじ込まなくて良かった。もう本当に楽しくて楽しくて。またライブが見たい。エイトラの曲が聴きたい。パフォーマンスが見たい。

 推さざるを得ないな。推します。

 

バーチャル“ガチ恋製造機”

 2公演目の最後のほう、イマイチ声の出ない客席に向かって和斗さんが「あっ、皆握手会あるから緊張してるんだ。そうでしょ?」とか言い出して、すっかり忘れていた私はその時点から緊張してしまった。言わなかったら気づかなかったのに。

 

握手会もとい特典会はCDの予約が必要だが、そのCDの受け取りが秋葉原のみでかなり悩んだ。受け取り期間は要相談らしいが、直近で行く予定は無い。でも、バーチャルアイドルと握手、してみたいやん?普通に予約した。まあ最悪買い物代行に頼むしか……。

で、8枚予約した。握手1回で特典券3枚×2、サイン入りポスター×1。

ポスターはもうちょっとカチカチに巻いておいて欲しかったな……。夜行バスで帰る人間としては、持ち帰るのに気をもんだ。

 

握手会は事前に「アイマスク配るからそれ付けて握手ね」という発表があり、「でも下の隙間からワンチャン見えてしまうのでは?」と思っていたら当日「会場暗くしてます」と言われてなるほどなと思った。なんにしろ、見てる余裕なんて全然ないので安心してほしい(?)

結構列の後ろの方にいたら、階段の上から握手が終わった人々が降りてきた。前の方に並んでいる人の友人だったらしく、「どうだった?」と聞かれて「ヤバイ……マジでヤバイ……」などと話していた。そんな会話を聞きつつ、唾を飲んだ。何を話そうか。

いよいよ順番が回ってきて、会場の中に入る。照明が落とされ、衝立で囲われていた。あの中に、バーチャルアイドルが……エイトラがいるんだ……。

なんとなく最初は和斗さんにしようと思った。なんでそう思ったのかよくわからない。

しばらく並ぶ。その間にも握手の終わった人たちが、半分魂抜けかかったような顔で出てくる。数分後には私もああなってんだろうな、と思っていたらあっという間に順番が回ってきた。もはや怖い。

スタッフのお姉さんが誘導してくれる。「手首触りますねー」とか言われて、「はいー」と答えた。「はー緊張する」と呟くと、お姉さんは「皆さん脈が早いのが伝わってきますよ」と言われてちょっと恥ずかしかった。でも緊張しないほうが無理だろこの状況。

いよいよ、和斗さんと握手だ。両手を前に出したまま、ゾンビのように誘導され、お姉さんの手が離される。

 

右側から和斗さんの声がした。なんて声をかけられたのかよく覚えてない。正面じゃないのか右か!という衝撃、本物の和斗さんじゃん!という興奮、えっ近い!という混乱。「うえぇえ」みたいな可愛くない声が出た。キャーって言ってみたい人生だった。混乱してるうちに、右手を右手で取られ。エスコートやん!?「えっ、紳士…………」と思いながら「じ、実在する……」と思わず口に出してしまった。それを聞いた和斗さんは笑ってた気がする。「ライブ初めてだったんですけど、最高でした!」とかそんなありきたりなことを話した。ついでだ、と思って「兵庫県から来た甲斐がありました!是非関西でもライブやってください」と言ってみたら「やりたいですね」とか、前向きな言葉が聞けた。と思う。いかんせん魂半分抜けかかりながらの握手だったので、記憶が曖昧だ。もったいない。文章だと半分も伝わらないが、和斗さんはとっても紳士な雰囲気をまとっていた。時間になって剥がされるとき、「お気をつけてお帰りください」と言ってくれたのは鮮明に覚えている。無事帰りました。

 

半分魂抜けたまま新音くんの列へ。もうどうにでもなれ!と挑んだら、いきなり両手取られて「新音です」だもん完全に魂抜けた。こっちでも「実在する……」って言ってしまったら「実在するよ♡」と言われてむっちゃ可愛いなと思った。「初めてだったけど楽しかったです!」とか言った気がする。んでなんか返してくれたけどよく覚えてない。「出口まで連れて行くねー」とかなんとか言われてそのまま連れて行ってくれた。ギリギリになって「あっ缶バッジ4つ買って全部新音くんでした!」って言ったら「あはは、ごめんねw」って言われてもう昇天。可愛い。

 

結論:エイトラは実在した。

 

バイノーラルエイトラ。そこらへんのシチュCDよりドキドキする。うっかり恋に落ちそうになった。すんでのところで留まったけど。

普通のアイドルがやったら「どんなプレイ?」って感じだけど、バーチャルだから許される感。バーチャルの強み。

3年前の自分に言ってやりたい。「あんた、3年後このバーチャルアイドルと握手してるよ」って。そんなこと言われても「は?」だろうな。

そして零くんとも握手してみたかったな、と思った。それはいつか向こうに行ったときの楽しみにしておこう。

 

余談だけど、帰り7階から階段で下らないといけなかったのに、踏み外しそうで怖かった。魂抜けたオタクに階段を下らすな。たった数段の段差でも踏み外すオタクはいるんだぞ!(目撃者)

 

 オタク女はバーチャルアイドルの夢を見るか?

 興奮冷めやらぬまま下りると、2番のお姉様がご友人と一緒におられて、「ああ~!お疲れ様です!」「やばかったですよね……」「めっちゃやばかったです……」という会話をした後、お礼を言って別れた。私のようなにわかとお話してくれてありがとうございました。

空腹なときって大抵寒いものだけど、血圧が上がっていたのか、外に出てもちっとも寒くなかった。夜風が涼しかった。

 

 

いい夢を見たな、と思った。私にとって東京は非日常だ。いつも夜行バスで行く日帰りの旅路は、地元に降りた瞬間「ああ、夢から覚めた」と思う。でもそれは、満足感とやる気に満ちていて、明日からの生きる糧になる。

夢はいつか覚めるもの。いつか完全に覚めないといけないときが来ると思う。

それでも、二次元より近く、三次元より遠い“バーチャル”な存在である彼らに、もう少しだけ夢を見ていたいなと思ったのだった。

 

とりあえず次のライブに向けてバイト、頑張ろう。

 

一番大事なことを書き忘れた。

和斗さん、新音くん、エイトラで居てくれてありがとう。

おかげさまでとてもいい1日を過ごせました。

これからも色んな曲を聴かせてください。

 

 CGに物申したい

 

先の文章で勉強を兼ねてと書いたが、私は3DCGが好きだ。リアルタイムでCGを動かしているライブは見たことがなかったので、後学のためにも参戦した。ということにして今回の出費の言い訳にしている。

で、事前に少しだけアップされているライブやリハの映像を見ていると、どうにもモデルが……好みじゃないというか……なんというか。

 

↑多分ライブと同じモデル。

これはこれでよく出来ていると思う。衣装は物理演算しないでいいようなデザインだし。こうやって見ると、イケメンだなあというのがわかるが、ライブで新音くんを遠目から見ると瞳が強調されて見えて、ちょっと怖い。リアルタイムで動かすことを考えると、ポリゴン数やらなんやら考慮せざるを得ないんだろうけど。それに、今回のライブではニコリとすることはあっても、それ以外の表情がなく、残念に思った。

せっかく東映なのだし、是非東映アニメーションにPVを作ってもらいたい。あと東映ツークン研究所にフェイシャルキャプチャーしてもらって欲しい。偉い人お願いします。

*1:試聴した限りでは零くんの声が結構好きだった

*2:『誇れ 気高き 美しき、いきざまを』の略

*3:『終電後、カプセルホテルで、上司に微熱伝わる夜』の略。僧侶枠。

*4:『ロックオン』のPV内で確認できる